petra genitarix
多分、大分まえにも同じ話題を書いた事があると思いますが
五十嵐大介さんのマンガが好きで
代表作(なのかなあ?)の『魔女』という本が大好きで
まったく違うシチュエーション、時代背景、設定で【魔女】についてのお話しの連作
一話ごとの内容が濃い事、濃いこと
この人のお話は「感覚で読む」とよくポップでもありますけれど
言葉にならない感覚を画と文字で伝えることができる作家さん
その『魔女』の連作の中の一話に「petra genitarix」(生殖の石)というお話しがあります
陳腐な説明はできない、素晴らしく、示唆に富み、画に圧倒されるお話し
その前にも書いたけれど、(いつだったか忘れたw)
その中のセリフで「あなた自身のからだで、世界を確かめていきなさい」
本であれば、映画、映像に勝っていたり
音楽であれば、4〜5分の音と言葉で全てを語ったり
映像であれば、言葉の限界を感じさせたり
マンガであれば、空想とボールペン1本で全てを語ったり
嗚呼、なんて無能なんだろう、おっさんってばと羨望と嫉妬する
そんなすごすぎる五十嵐さんが大好きです
是非読んでください
- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/01/28
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (169件) を見る