こうの史代さんの漫画 - おっさんエントロピー　最終章

暑いうえに、今朝起きてから腰の具合がよろしくない

仕事中ちょっと暑さと腰痛でクラクラしてまして

帰ったら、もう今日はクーラーつけて早めに寝る、と

言う前に、漫画でも読むか

先日購入した『こうの史代』さんの【平凡倶楽部】をと

本書はエッセイ本なので、漫画と文章が半々

らしいというか、文章も全て手書き文字だがな・・

さて、この方、２本ほど戦争物の漫画を書いていらっしゃる

だが、本人は本の中で「ところで、わたしは戦争物が大嫌いだ。」とな

して、「反戦作家」でも無く、特定の思想、団体に属するような人でもない

「夕凪の街・桜の国」という作品はいわゆる【ヒロシマ】の原爆後遺症についての

話だが、きっかけは、本人が広島県出身だったから、編集者さんから

「【ヒロシマ】について、書いてみない？」というだけだったらしい

で、書いた上での自分なりの答えを掘り下げたのが（←かなり曖昧な表現・・・）

先日ドラマ化にもなった「この世界の片隅に」と

只、上にも書いたとおり、反戦主義者でもなく、右翼思想者でもない

元同人者である（笑）

で、今回の【平凡倶楽部】でその辺のことを、何故描くに至ったか、などがあり

面白かったのと、そういう視点もアリだなと思ったり、結構目からウロコな一文でした

もうおそらく、こうのさんは「戦争物」は「この世界の片隅に」で描ききったと

思うので、また次のテーマが楽しみであるのだけれど、、、

この人ったら、にわとり物だったり、じじい物だったり、と

あまり話題性の無いテーマが多いので、連載があるのか！？心配だ（笑）

（それはそれで、漫画として純粋に面白いから、買い続けるけれど）

とりあえず、大好きな作家さんなので、連載がはじめられるように
宣伝しておきます

全クリしてるので興味ある方はおっさんまでどうぞ