「夕凪の街 桜の国」

今日は8月6日ニュースでも伝えられている通り
広島に原爆が投下された日から62年が経った、その日です


ニュースでは相変わらず、わざわざ知らなさそうな若者を捕まえて
「今日は何の日だか、わかりますか?」など質問して

わからない人をピックアップして、「けしからん」的に扱っていますが


教えてあげなきゃ分からないし、伝えなければ届かないので、
それは「しょうがない発言」ではないけれど、

大人や、人生の先輩の不始末ではないかなあ・・と



というわけで、平和主義や、戦争反対、ラブ&ピースなど
うさんくさい、頂けない活動とは別に
こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」というマンガがおすすめ


その手のマンガでは「はだしのゲン」が有名ですが

この本はちょっと視点が違います


家族や、子供のいる人に読んでもらいたいっす



内容はあえて伏せますが、こうの史代さんの独特のからりとした作風の絵と内容ですが
かえって、その作風が「ぶっすり」と刺します



おっさんの祖父も戦死という事を聞いておりますが

まだ終戦62年。身内に体験者がいることが、ある意味
貴重というと不謹慎ですが、実体験ではもちろんありませんが

このマンガを読んでいて、「終わっていない」ことに気がつきます


普段は全く考えない事ですが、遠い国で亡くなった祖父のためにも
こういう機会に思い出してあげるのが、唯一の供養かなあ、と



ps/気が付けば3万超HIT!! おおきに!!