コミケ前主催者 故米澤嘉博氏について

どおも〜〜

いつも出だしに困っているおっさんです


今日は・・・・と、先日書きましたコミケ代表
米澤氏についてなんですが、
ご存じない方が多いと思いますが


おっさんもそんなに詳しくないので
かいつまんでご紹介いたしますと


日本マンガ学界理事
コミケット代表取締役コミケ運営会社)
マンガ評論家・・といったところでしょうか


やはり一番有名なのが「奇跡のイベント」とも呼ばれている
世界最大のマンガ同人誌イベント
コミックマーケットの代表を20数年勤めてきた方です


会場などで直接お会いした方はたくさんいらっしゃる様ですが
おっさんはもっぱら雑誌・新聞などのコラムでお目にかかりました


コミックマーケット(以下コミケ)は
永年好奇の目で見られ
現在でも開催後は「色物」や「奇妙なオタクの祭典」として
ワイドショーなどでTVの格好の餌食とされていますが・・・


おっさんが初参加したのはかれこれ10年ほど前になります
当時おっさんはハイロウ氏と「スレイヤーズ」の合同誌を
小説サークルとしていきなりサークル参加させて頂きました


いまだに当時のコミケの衝撃は忘れられません
何千、何万というこの手の愛好家がコツコツと
自分の手で作った物を持ち寄り、表現し、
お互いやりとりするという巨大イベント



正直感動しました


なにより参加者(サークルも買い手も)の楽しそうなこと!
一概には言えないかもしれませんが
おっさんはそこにみんなの「好きなものを作る・好きなものを買う」
という純粋な愛情を感じ、そのままズブズブと
のめりこんでいきました


コミケでは色々な作家さんと交流させて頂き
たくさんの楽しい思い出や素晴らしい作品を
頂きました


オタク文化といえば最近では風当たりが随分少なくなりましたが
以前は「性犯罪の温床」だとか(宮崎勤事件等々により)
堕落した若者文化的な扱いばかりでした


米澤氏は特に風当たりの強いにもかかわらず
マンガ等を愛する人々に表現する場を与えていただき
矢面に立って運営されてきました


同人イベント=アマチュアのイベントという側面がありますが
マンガ文化には決して欠かせない物でもあると
おっさんは個人的に思います


今現在活躍している作家さんなども
イベント出身、コミケ出身の方が大勢いらっしゃいます

現にイベントでは直接出版社の人から
スカウトされている現場もよく見かけます


これだけの巨大イベントなので純粋なことばかりではありませんが
(数々の問題もありましたし、今現在抱えている問題もあります)

多くの人々に影響を与え、日陰の人に発表の場と
交流、喜びを提供していただいた
故米澤氏には感謝の気持ちしかありません


おっさんは「隠れオタク」を自称し普段はまったく公表しておりませんが

あの場所へ行くとみんなの楽しそうな姿を見て
「あーみんな会社では隠してるのかなぁ」とか

コスプレさんの楽しそうな姿を見て
「普段は隠してるけど今はバリバリ楽しんでるんかなあ?」
とか思って、嬉しくなります


とてつもない規模の非商業イベントであり
そこには純粋に好きな物を追い求める人々の姿がある、正に奇跡的なイベントです


享年53歳という早すぎる死ですが
本当に残念です


並々ならぬ障害と困難を乗り越え
多くの人々に楽しさを与えて頂いた
米澤氏には
感謝の気持ちしかありません


この場をかりてお礼とお悔やみ申し上げます


おつかれさまでした
ありがとうございました



米澤氏について↓リンク

http://www.comiket.co.jp/info-c/C71/061001_profile.html

コミケについて↓リンク

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88